東京医科歯科健康まつり2018を開催―都民1,500人と触れ合う

公開日 2018年11月13日

健康まつりの様子

健康まつり当日の様子です。ぜひご覧ください。

協会は10月28日(日)、東京歯科保険医協会と初の合同イベント“東京医科歯科健康まつり”を新宿駅西口広場で開催した。「まつり」には、4時間で1500人を超える市民が来場。血管年齢や体組成、口臭測定などの各種測定・相談ブースや、AEDの実習や鼻うがい等の体験コーナーには、多くの来場者が詰めかけ、開始1時間で受付を終了したブースもあった。各ブースで自分の健康について気軽に知り・学ぶ姿が見られ、初開催にもかかわらず大変盛況だった。

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東北支援物産展
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鼻呼吸・鼻うがいブース
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在宅医療相談ブース

来場者からは、「ポスターを見て、今日の『まつり』を楽しみに来た。健康の大切さをわかっていても、普段はなかなか意識できないでいる。今回のイベントでは、あっという間に測定してもらい、専門科からアドバイスをもらえた」「医師・歯科医師の両方に相談することで、歯と健康の関連性がよくわかった」などの声が聞かれた。

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「まつり」は東京都や新宿区および東京都医師会など、43の団体・企業から後援・協賛を受け開催した。協賛団体の一つである「NPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会(ME/CFSの会)」が上映した映画を見ていた来場者からは、「今回の『まつり』をSNSで知り、愛知県から来た。私自身も難病患者だが、今回のような催しは、医療や保険制度の大切さをより多くの人に知ってもらえる、とても素晴らしいイベントだと思う」との感想があった。

また、今回のイベントでは、複数ブースを巡ると各種景品がもらえるスタンプラリーも開催した。なかでも宮城県東松島市の被災者がひとつずつ手縫いで作成した「おのくん人形」(左写真)が人気を博していた。鶴田会長はまつり終了後、「今回のイベントは、多くの方にご来場いただいた。今後も協会の知名度をあげることとあわせて、多くの都民に健康に関心を持っていただけるような活動を続けていきたい」と述べた。

(『東京保険医新聞』2018年11月15日号掲載)