公開日 2018年12月28日
増加する個別指導
協会は、毎年厚生局に個別指導に関する情報開示を求めている。
近年、個別指導の選定理由で目立つのは「再指導」だ(下グラフ)。
◎「高点数」理由は減少
2018年度の病院・診療所に対する指導計画では実施予定128件中「再指導」が113件と突出し、約88%を占めている。逆に「高点数」による指導の実施は、12年度に27件あったものが、13年度は2件に減少し、その後も1~2件で推移している(表1)。
2014年度 (実績) |
2015年度 (実績) |
2016年度 (実績) |
2017年度 (実績) |
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病 院 | 診療所 | 病 院 | 診療所 | 病 院 | 診療所 | 病 院 | 診療所 | |
情報提供 | 3 | 24 | 2 | 20 | 2 | 36 | 4 | 24 |
再指導 | 2 | 25 | 4 | 31 | 3 | 42 | 4 | 84 |
高点数 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 |
その他 | 4 | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 2 | 1 |
合計 | 9 | 55 | 7 | 55 | 6 | 79 | 10 | 110 |
個別指導・新規指導ともに指導後の措置として「再指導」が増加しており、「情報提供」や「再指導」による指導を優先していることが伺われる。
個別指導の結果内訳を見ると・・・>>> 記事のつづきは、会員限定ページをご覧ください。
(『東京保険医新聞』2018年11月5日号掲載)