在宅医療の基礎を解説―在宅医療講習会

公開日 2019年06月17日

「往診」と「訪問診療」、「同一患家」と「同一建物居住者」…

 4月24日、審査指導対策部は在宅医療講習会をTKP市ヶ谷カンファレンスセンターで開催し、169人が参加した。

 今回は、「入門編」として、これから在宅医療を始める医療機関や始めて間もない医療機関を主な受講対象として、在宅医療を行う上で必要な基礎知識と基本点数の算定要件などについて解説した。

 以下、在宅医療の構成、同一日の扱い、往診料と訪問診療料の違い、同一患家、同一建物居住者に絞って解説するので参考にされたい。

「赴く」評価と「管理」の評価

 在宅医療には、①「赴く」(おもむく)評価(往診料、在宅患者訪問診療料等)と②「管理(医師の管理・自己管理)」の評価(在宅時医学総合管理料、在宅療養指導管理料等)があり、点数表上、両者が混在した形で構成されている。・・・

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