第34回 保団連医療研究フォーラム@大阪のご案内

公開日 2019年07月22日

第34回 保団連医療研究フォーラム 参加者募集のご案内

大阪医療研究フォーラム大阪写真

日 時

2019年10月13日(日)    16:00~21:00

2019年10月14日(月・祝) 9:00~16:00

会 場

グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)
 大阪市北区中之島5-3-51 TEL 06-4803-5555

 ◎京阪電車中之島線「中之島駅」(2番出口)すぐ

主催・主務

主催 /  全国保険医団体連合会
主務地協会/大阪府保険医協会、大阪府歯科保険医協会、大阪府保険医協同組合

メインテーマ : 過去・いま・未来 ―これからの医療をデザインする―

10月13日(日) 16:00~21:00

● 16:00~16:30  開会式
● 16:35~17:15  全国共同調査結果発表(学校健診後治療調査)
● 17:20~19:05  記念講演
           「医療エンタメとリスクヘッジ」
           海堂 尊氏(医師・作家)海堂尊氏

● 19:30~21:00   レセプション(有料・当日支払い)※ホテルNCB2階松の間(会場より徒歩5分)

10月14日(月・祝) 9:00~16:00

● 9:00~12:00  分科会
           ①医科診療の研究と工夫
           ②歯科診療の研究と工夫
           ③在宅医療、介護
           ④医科歯科連携した研究と日常診療の工夫
           ⑤災害、公害、環境、職業病
           ⑥医学史、医療運動史、医療と裁判
 
●  9:00~15:00  ポスターセッション(各演題に対する質疑を11:00 から開始)
●13:15~16:00  シンポジウム

(1)テーマ:「731部隊とは何だったのか あらためて医の倫理を問う」

<趣旨>「関東軍防疫給水部留守名簿」や京都大学の学位授与検証など731部隊関連の最新の研究成果を軸に企画を具体化する。また「731部隊はウソ」「なぜ過去のことを掘り返すのか」という声があるなかで、過去の検証を通じて軍学共同など現代的な医の倫理の問題を考える。

  1. 司会 武田 勝文氏(大阪府保険医協会副理事長)
  2. コーディネーター 原 文夫氏(15年戦争と日本の医学医療研究会事務局次長)
  3. シンポジスト

    「15年戦争期における日本の医学犯罪が今日の医療倫理に対してもつ意味」土屋 貴志氏(大阪市立大学大学院文学研究科准教授)

    「最新の知見より:『731』遺跡発掘、留守名簿公開、京大による検証など」西山 勝夫氏(滋賀医科大学名誉教授、15年戦争と日本の医学医療研究会事務局長)

     

    (2)テーマ:「輝け!いのち 自分らしさを求めて…『LGBT』を知る」

<趣旨>LGBT(性的マイノリティ)に対する関心が高まる一方、彼らに対する偏見や差別、否定的な考えは根強い。諸外国と比較して、日本では法的整備や受け入れ体制など社会的環境も立ち遅れている。LGBTへの理解と誰もが生きやすい社会を目指す取り組みを医療分野から提案し一石を投じるものにしていく。

  1. 座長・コーディネーター 宇都宮 健弘氏(大阪府保険医協会副理事長)
  2. 報告者

    「性的マイノリティの人権課題と最近の動向について」日高 庸晴氏(宝塚大学看護学部教授)

「性同一性障害当事者として家族や社会とのかかわりについて~私の経験と見聞きしてきたこと~」山田 美香氏(静岡県保険医協会副理事長)

「LGBTを知る~日本社会の中でマイノリティであること~」東 小雪氏(元タカラジェンヌ・LGBTアクティビスト)

「LGBTが日常にもたらすもの~毎日の生活を必死に生きる患者さんたち~」清水 聖保氏(大阪府保険医協会理事)

 

(3)テーマ:「開業医がいきいきと働くために」

<趣旨>開業医においては、それぞれの医師が雇用主でもあり、各医療機関で多様な診療形態があることから、やりがいや悩みが共有されていない現状があります。シンポジウムでは、へき地医療に従事している先生や女性医師、保険医運動を通しての患者さんとのかかわり、歯科医師の立場からなど、様々な立場からご発言をいただき、シンポジストとフロアとが意見交流の場にしたいと思います。また、シンポジウムに先立ち基調報告では「開業医の働き方調査」の報告をする。

開業医がいきいきと診療を行うために何が障害になっているのか、このシンポジウムで共有し、今後の運動への始点としたい。

  1. 基調提案 「開業医がいきいきと働くためには~協会調査から見えてきたこと~」伊藤 裕之氏(大阪府保険医協会理事)
         「開業歯科医の働き方調査報告」冨本 昌之氏(大阪歯科保険医協会副理事長)
  2. コーディネーター 嶋田 一郎氏(大阪府保険医協会・地域医療対策部長)
  3. 報告者
    「へき地から」森田 裕司氏(和歌山県・古座川町国保明神診療所)
    「女性医師の立場から」細部 千晴氏(保団連女性部担当理事)「患者さんに寄り添い、いきいきと働くために」竹田 智雄氏(岐阜県保険医協会副会長)

 

参加費

■参加費:医師8,000円/コ・メディカル500円( 協会会員は協会が負担します。)
 ※10月13日のレセプション費(1万円・要予約)、10月14日の昼食代(1,500円)、宿泊・交通費、オプション企画(別途要予約)等は参加者負担です。

参加募集締め切り

■2019年9月13日(金)

申込み・問合せ

東京保険医協会 地域医療部(担当:刈谷)
TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449 MAIL:info@hokeni.org ☆別途詳しい募集要項をお送りします。

ホームページからのお申し込みはこちら

 

オプション企画(10月13日(日)開会式前)<要事前申し込み>

①大阪城の歴史散策 13:00~15:00
戦火の中の民衆を描いた「大坂夏の陣屏風」の解説書『戦国のゲルニカ』の著者であり、元・大阪城天守閣館長と、大阪の陣ゆかりの地をめぐります。
案内人:渡辺 武氏(元・大阪城天守閣館長)
参加費:1,000円(入館料込み)
定 員:15人程度

②落語家と行くなにわ探検クルーズ 12:00~14:00
落語家さんの軽妙な案内で、水の都・大阪の街を川から探検する楽しい船の旅。
案内人:落語家
参加費:4,000円(お弁当・お茶代込み)
定 員:40人(貸切)

地図

グランキューブ大阪