【社保情報】冬季の感染症、算定上の留意点

公開日 2019年12月27日

 冬は感染症の流行する季節である。冬季に算定が増加する検査点数等の算定要件について紹介する。『保険点数便覧 2018年4月改定』(東京保険医協会発行)のページ数を付記するので、レセプト作成時に改めてご確認いただきたい。

(1)RSウイルス抗原定性(142点)の算定要件(p.411)

 RSウイルス抗原定性は、以下のいずれかに該当する患者について、当該ウイルス感染症が疑われる場合に適用する。

 ① 入院中の患者

 ② 1歳未満の乳児

 ③ パリビズマブ製剤(商品名:シナジス筋注液)の適応となる患者

 

(2)インフルエンザウイルス抗原定性(143点)の算定要件(p.411)

 インフルエンザウイルス抗原定性は、発症後48時間以内に実施した場合に限り算定することができる。

 なお、必要があって発症後48時間以内に同検査を2回実施した場合は、・・・
 

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