評議員会・総会を開催

公開日 2022年07月22日

総会議事を全員の賛成で承認した(6月25日、セミナールーム)

 協会は6月25日、第106回臨時総会を開催し、会員1228人(うち委任状1184通)が出席した。総会に先立って開催した第99回定時評議員会には、評議員・予備評議員あわせて25人が出席した。

 総会冒頭、須田会長が「日本は国際人権規約の締約国であり、その多くの部分を批准している。国際人権規約には、締約国がすべての者に対して身体および精神の健康を享受する権利を確保する旨の条文があるが、現在の日本政府は国際人権規約の精神とは真逆の社会保障削減の方向に向かっている。この逆行を何としても止めるために活動していきたい」と挨拶した。 

 評議員会で承認された会則施行規則の一部変更について報告した後、総会議事として、2021年度事業報告および決算が提案され、全員の賛成で承認された。

 会務に関する質疑応答では、電力備蓄や災害時の会務運営など、近年多発する大規模災害や電力事情の逼迫を受けて協会の事業継続について質問が出た。協会多摩三支部の拠点である三多摩分室の老朽化を受けて、今後の分室のあり方についても質問があった。

 また、執行部からは2022年10月23日に新宿駅西口広場イベントコーナーで4年ぶりに開催を予定している「保険医協会健康まつり」の案内や、子宮頸がんワクチンの被接種者とその家族、医療者に向けて協会が作成したパンフレットの活用の訴えがあった。

(『東京保険医新聞』2022年7月5日号掲載)