新型コロナウイルス感染症対策への加算点数の8月以降の継続を求める緊急要望書

公開日 2022年08月05日

2022年7月9日

内閣総理大臣 岸田 文雄 殿
厚生労働大臣 後藤 茂之 殿

  審査指導対策部長 浜野 博 

新型コロナウイルス感染症対策への加算点数の8月以降の継続を求める緊急要望書


 

 

 

 国民医療の確保のために尽力しておられることに敬意を表します。

 新型コロナウイルス感染症患者や感染疑い患者に対する診療を行った際に算定する、「二類感染症患者入院診療加算(外来診療・診療報酬上臨時的取扱)」と「電話等による診療(新型コロナウイルス感染症・臨時的取扱)」は、7月31日をもって廃止される予定となっています。

 新型コロナウイルス感染症は、1日あたり8千人を超える感染者が発生しており(7月7日時点)、未だ予断を許さない状況です。パンデミックが終息したわけではなく、第7波が到来したとも言われています。このような状況下で一層気を引き締め、感染拡大阻止に努めることは重要です。

 そのためには、新型コロナウイルスの感染が疑われる患者への検査体制の確保と、自宅・宿泊療養中の重症化リスクの高い陽性患者に対する健康観察等、現在行われている診療報酬の加算を延長することが求められます。

 つきましては、国民のいのちと健康を守るために、下記事項について緊急に要望します。

 

一、2022年8月以降も、二類感染症患者入院診療加算(外来診療・診療報酬上臨時的取扱)を継続すること。

一、2022年8月以降も、電話等による診療(新型コロナウイルス感染症・臨時的取扱)を継続すること。

以上

新型コロナウイルス感染症対策への加算点数の8月以降の継続を求める緊急要望書[PDF:179KB]