公開日 2022年10月04日
協会は頼れる「事務長さん」
横井 彩(中央区)
当院は2021年2月、コロナ禍真っ只中にひっそりと開院しました。開院直前に2度目の緊急事態宣言となり、内覧会も行うことができませんでした。
私は東京に出てきて数年であり東京での皮膚科医の友人も少なく、地域によって変わる複雑な保険診療のルールにどこまで対応していけるのか、当初とても不安が大きかったのを覚えています。
開業に向けた準備の中で、多くの情報を開業医同士のオンラインサロンから得ていました。オンラインサロンの場でも保険医協会に関しては良い評判を聞いていましたので、開院する際には入会することを決めていました。
保険医協会からは、細かいルールや通例について、事務スタッフや私が問い合わせると非常に丁寧な対応をしていただけます。美容や自費診療のコンサルタント系のサービス業者さんは数多くあると思いますが、保険診療に関してここまできめ細やかに対応してくださるサービスはなかなか探せないのではないかと思います。
月額の費用もリーズナブルで、開院当時の「コストの鬼」となっている時でも安心してお願いすることができました。
保険医協会は、保険診療に関する「外注の事務長さん」のような存在です。これからも細かいことをお伺いすると思いますがよろしくお願いします。
(『東京保険医新聞』2022年9月5日号掲載)