1/15(日)ピアサポート・研究会「当事者・市民協働参画で医療者の働き方も変わる!」

公開日 2022年12月06日

●目 的●

 ピアサポートとは一般的に、「同じような立場の人によるサポート」といった意味で用いられる言葉です。
 最近、透析や人工呼吸器の不開始・中止などに関する議論が盛んです。しかし、医療者、患者さん、ご家族の間には、知識の量・質、立場の違いがあり、意思決定が困難な場合も少なくありません。多職種も交えた協働意思決定(Shared Decision Making)を行うとしても、透析などの未経験者による情報提供がほとんどです。
 透析を長年続けている当事者は、医療者が何時間かけても伝えられない経験値や実感を伝えたり、医療者と協働して患者さんを支えたりできる可能性があります。
 当事者が現場でどのように関わると患者さんと医療者の幸せにつながるのでしょうか。この機会に、皆さんとご一緒に議論したいと思います。

≪講 師≫

【司会・趣旨説明】14:00ー14:15

 杉原 正子 氏 まさこ心のクリニック自由が丘/協会勤務医委員会委員
「ピアサポート研究会のこれまでの経緯と背景」       

【講師】

14:15ー14:35
宿野部 武志 氏(一般社団法人ピーペック代表/社会福祉士) 
「医療におけるピアサポートの役割と可能性」

 腎臓病患者当事者として約8年間ピアサポート活動を行ってきた。具体的な事例も交えてその活動の実践と患者に及ぼす効果をお伝えし、ピアサポートが医療現場で活かされることによる効果や可能性についてお伝えしたい。

14:35-15:15
植山 直人 氏(全国医師ユニオン代表)
「医師の働き方改革推進に求められるもの~勤務医労働実態調査2022から見えてくる現実と課題~」

 5年の猶予をへて2024年から医師の働き方改革の本格的実施がはじまるが、医師の働き方改革は進んでいない。勤務医労働実態調査2022では医師の健康が悪化しているデータも出ており、とりわけ20代の医師の14%が日常的に死や自殺を考えているという深刻な実態が明らかとなっている。勤務医労働実態調査2022で示される問題点及び医師の働き方改革が進まない原因とこれを確実に推進するための方策について提言を行う。

討論:15:15ー15:55

 

≪日時・会場≫

■ 1月 15日(日)14時~16時   東京保険医協会セミナールーム
 新宿区西新宿3-2-7 KDX新宿ビル 4階 Tel 03(5339)3601【JR新宿駅 南口 徒歩10分】

■ 参加費:無料 

■ 定員  会場 25人  Zoom 95人       (申込先着順 定員になり次第締切)

■ 参加対象者 どなたでも参加できます。

≪申し込み≫

 「1/15ピアサポート・研究会」として、(1)参加者名、(2)ご所属名、(3)電話番号、(4)FAX番号をご記入のうえ、メールフォームからお申込みください。こちらからどうぞ(会場参加/Zoom参加どちらかを選択してください)。FAX(03-5339-3449)でもお申込み可能です。

≪問合せ≫

 東京保険医協会 勤務医委員会

 TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449/mail:info@hokeni.org

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