新入会員歓迎懇談会 協会は頼れる相談先

公開日 2022年12月09日


談笑する参加者たち(11月12日、ホテルセンチュリーサザンタワー)


 組織部は11月12日、小田急ホテルセンチュリーサザンタワーで第49回新入会員歓迎懇談会を開催し、新入会員ら28人が参加した。新入会員歓迎懇談会は入会後1年以内の会員を対象に例年2回開催している。3年ぶりにホテル会場での開催となった。

 冒頭、石山組織部長が「保険医協会は保険医の生活と権利を守ることをモットーに活動している。医師として充実した生活を送れるように願っている」と挨拶して開会した。

 井上組織副部長が各種事業活動、共済制度や催し物、取り扱い書籍の説明など協会の活用方法を紹介した。

 続いて新入会員による自己紹介が行われた。近年多く見られる、休診日を設けない診療体制や在宅専門などの診療形態の特徴や、診療への抱負、入会に至った経緯等が語られた。

 「新規開業と共に、スタッフから強い勧めがあり入会した。一日に何度も問い合わせすることもあり、大変役に立っている」「他県で診療していた時から、保険医協会は頼りになる組織と認識していた。東京で開業した際も必ず入会すると決めていた」「協会には共済加入を目的に入会したが、研究会など興味深い内容が多い。これからより協会を活用していきたい」などの発言があった。

 自由診療中心から保険診療への転換に苦労したという参加者は「相談先がある安心感がありがたかった」と述べた。「東京保険医新聞を毎号熟読しており、ここは頼っていい組織なのだと確信が持てた」との発言に会場からは大きな拍手が沸き起こった。

 また、参加役員からは、発熱外来を始めるにあたって、スタッフや近隣の理解・協力を得た経験、開業当初からのスタッフの大切さなどが語られた。

 最後に須田会長から、「医師として、どんな人生を歩むかに生きることの価値があると思う。この会が皆様の今後の人生を豊かにするきっかけになれば嬉しい」と挨拶があり、盛況のうちに閉会した。

 次回は2023年6月に開催する予定だ。

(『東京保険医新聞』2022年11月25日号掲載)