第50回新入会員歓迎懇談会 多彩な協会の事業・活動の活用を

公開日 2023年06月30日


開業の苦労や悩みだけでなく、趣味などの様々な話題で意見交流した(2023年6月10日)@小田急ホテルセンチュリーサザンタワー


 組織部は6月10日、新入会員歓迎懇談会を小田急ホテルセンチュリーサザンタワーで開催し30人が参加した。この会は過去1年以内の入会者を対象に年2回開催しており、会員とともに家族や従業員も参加した。

 石山哲也組織部長の挨拶、須田昭夫会長の乾杯で開会し、井上博文組織部副部長の協会事業の案内の後、新入会員それぞれから自己紹介した。今回の新入会員参加者は全員開業医であり、「子育てが一段落したタイミングで開業を決意した」「自分のやりたい医療は勤務医では実現できなかったため開業を選んだ」など開業に至った経緯の話があった。

 「開業前は孤独で準備にも苦労したが、今は患者と接することにやりがいを感じ、日に日にやさしく接することができていると感じる」「継承での開業だったが、勤務医時代にはあまり感じられなかった地域への社会貢献の意識をもって日々診療している」等の報告があった。他にも、継承し、親子二代で会員になった参加者や、画像診断に特化した診療を行っている参加者など紹介があった。

 また、料理や写真撮影、旅行や釣りなど趣味も様々で、診療以外の話題でも話が弾んだ。

 役員からは自身の経験、協会の活用方法が紹介された。新規個別指導をはじめ、不安を感じた時には協会を頼ってほしい、診療だけでなく人生を豊かにするために協会を活用できるとアドバイスがあった。また、ワインや散歩を趣味とする会員には、福祉文化部が主催する催し物へ参加を勧めた。

 新入会員からは、「診療報酬問合せでお世話になっている。これからもご指導いただきたい」「診療報酬だけでなく医院経営の相談ができるとは知らなかった。幅広い事業が展開されており心強い」「会員同士ここで出会えたのは運命だと感じる。今日は参加してよかった」との感想が述べられた。

 最後に中村副会長から、「医師は医療以外の知識も幅広く持っておく必要がある。協会が発行する機関紙誌『診療研究』や『東京保険医新聞』は幅広いテーマを扱っている。今日ご出席の先生方も見聞を広めていただきたい」と挨拶があり閉会した。次回は11月に開催する。

(『東京保険医新聞』2023年6月25日号掲載)