荒川支部例会 コロナ特例措置 オンライン診療料の算定に注意

公開日 2023年07月26日

 荒川支部は6月19日、アートホテル日暮里ラングウッドで例会を開催し、支部会員ら12人が参加した。

 事務局が「新型コロナ5類化後の特例措置」について話題提供した。特例として認められていた電話診療での投薬が7月末で終了するため、患者への説明が必要となることや、今後も対面診療によらず投薬を行うのであれば、オンライン診療(情報通信機器を用いた診療)に移行しなければならないことを説明した。特に注意するべき点として「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に沿って診療することや、施設基準の届出が必要となることの他、未収金とならないよう、資格確認の徹底、窓口負担の支払い方法に至るまで、受付からの流れを予め決めておく必要があることを挙げた。また、情報通信機器の運用に要する費用は患者からの同意を得て別途徴収できるため、事実上の混合診療に道を開くこととなり、算定には留意が必要だと訴えた。

 保険証廃止法案が可決・成立したが、マイナカードをめぐってはトラブルが相次いでいる。保団連・協会が実施したトラブル事例調査では、保険資格が「無効・該当なし」が多数を占め、手元に保険証があったため対処できたとの報告が寄せられている。支部例会でも、「オンライン資格確認システムのサーバーと丸一日つながらない日があった。マイナ保険証を持参されていたら、受付が大混乱となっていた」「発熱外来で入り口を分けているが、マイナ保険証を持参されたらどのように資格確認をしたらいいのか」「政府の上位下達が当たり前になっており、民主主義が壊れていると感じる。マイナカードは任意のはずだが、実際は強制するなど政府のまやかしは許されない。管理社会化に危惧を感じる」等の意見が出された。

 西村英樹支部長は、「今後もさまざまな現場の声を寄せていただき、支部例会で意見交換を行っていきたい」と閉会の挨拶を述べた。

 

(『東京保険医新聞』2023年7月15日号掲載)