公開日 2023年12月11日
11月16日、審査指導対策部は日本教育会館・中ホールにて在宅点数講習会を開催し、77医療機関・108人が参加した。
講習会では『在宅医療点数の手引 2022年度改定版』(左下広告参照)をテキストとし、在宅医療の点数構成、在宅における処置の算定、在宅療養指導管理料、施設入居者に対する診療等、在宅医療における算定上のポイントを解説した。
同書では、施設入所者に対する算定等、複雑な項目は図表を活用して解説し、また、カルテとレセプト記載上の留意事項の他、「レセプト請求例」を計76例掲載している。
複雑な在宅点数を算定する際、厚生労働省の通知や市販の点数本では在宅点数や材料、レセプト記載などが別々に記載されており非常に煩雑だが、同書は算定項目毎に編集されており、好評を博している。
講習会終了後、参加者からは多数質問が寄せられ、医療機関では複雑な点数体系に苦慮していることがうかがえた。以下、当日出された主な質問と回答を掲載する。
【当日寄せられたQ&A】
Q1 在宅時医学総合管理料を算定している場合、在宅寝たきり患者処置指導管理に係る在宅薬剤及び特定保険医療材料(創傷被覆材等)の費用は「⑭在宅」欄で算定できるか。
A1 ・・・
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