保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

会長挨拶

国民の命と生活を守る保険医集団として、
日本の医療を共に支えていきましょう

 東京保険医協会は1961年に発足した国民皆保険制度下で、1963年10月に保険医の自主的な任意団体として発足しました。2013年には創立50周年を迎え、現在、会員数は5,419人(2016年4月1日現在)となりました。

 設立当時、保険医の切実な要求として診療報酬の引き上げ、医業税制、不当な審査・指導などの改善を求める声は強く、保険医協会はその実現のために結成されました。以降、国民の健康と医療の向上をはかり、保険医の生活と権利を守ることの2つを目的として活動して参りました。この目的達成のために保険医協会は、国民・患者さんと共働して医療制度の改善を求め、国への働きかけと、的確かつ迅速な医療情報の提供、診療報酬の算定や査定減点への対応、個別指導時の弁護士帯同と録音の推進、共済制度の普及、さらには近年増えつつあるトラブル相談も含めた経営税務相談などの諸事業を展開しています。

 いま日本では年間130万人が亡くなり、そのうち90万人が医療機関で死亡しています。政府は今後10年間でさらに20万床を削減して、30万人を超える高齢者を在宅医療等に移行させようとしています。2025年の死亡者数は160万人と推計されており、このような施策は在宅での孤独死、孤立死を生み出します。 こうした中、国民健康保険料・介護保険料の引き上げ、及び患者窓口負担の増大により受診抑制がすすみ、必要な医療が受けられない患者さんは増加しています。

 その一方、診療報酬の削減や消費税を含めた税制改悪などにより保険医は厳しい医業経営を強いられています。患者さんがよりよい医療を受けるためには、保険医の医療行為及び処方権が守られなければなりません。
医療崩壊から医療再生をめざすためには、患者さんを守る保険医の結集が何より大切です。

 私たち東京保険医協会は、よりよき医療と社会を実現するために、国民の皆さんとともに行動してまいります。

東京保険医協会
会長 鶴田 幸男

東京保険医協会会長 鶴田 幸男画像