荒川区議団と懇談 ワクチン問題など話題に(荒川)

公開日 2016年11月10日

荒川区議会議員と懇談2016

 荒川支部は9月29日、日本共産党荒川区議団と懇談した。区議団側から、斎藤くに子、安部キヨ子、相馬けんいち、横山幸次、小島和男、小林行男各議員の6人が、協会荒川支部から、石山哲也、小島靖、加藤薫各先生が参加した。

 冒頭、協会資料に基づき23区のワクチン行政の実態と荒川区の実施状況が報告された。これを受け小児科の加藤先生から小児ワクチンのいっそうの充実を求める意見や、石山先生から成人の肺炎球菌ワクチンの充実を求める意見が出された。

 また、生活保護受給者の医療要否意見書の郵送費について、荒川区は医療機関の負担になっていることから、区で負担するよう求める意見も出された。
 さらに、区の防災体制について話が移ると、河川に区切られた荒川区の防災医療の脆弱さや、荒川区の開業医の7割が区外に居住している実態も報告され、防災医療の抜本的見直しの必要性が指摘された。

(『東京保険医新聞』2016年11月5日号掲載)