保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

顔写真で個人情報漏えいも マイナンバーの利用拡大阻止を(練馬)

公開日 2017年03月22日

170224_練馬支部総会

 練馬支部は2月24日に総会を開催し、14人が参加した。総会議事の後、「窓口トラブル対策」として事務局から、協会に寄せられた問い合わせ事例を基に話題提供し、会員が日々直面する悩みについて対応方法やその根拠法令等を示した。

 第三者からのカルテ開示請求に質問が集まると、参加者からは警察からの電話問い合わせへの対応例などが報告され、活発に意見交換が行われた。

 個人番号については、カードに健康保険証機能を持たせる構想があるが、カードリーダー設置費用やオンライン環境整備など医療機関に負担を強いるばかりでなく、管理責任を押しつける。さらに個人番号が将来的には顔認証になり、顔写真ひとつで個人情報が流出する危険性もあることを挙げ、利用拡大阻止を呼びかけた。スタッフの意思により個人番号を預かっていない診療所からは、自治体からの住民税額通知書への個人番号記載予定について、個人が提出を拒否しているものを一方的に送りつけてくることは人権侵害であり、情報漏えいリスクへの対応が不十分であることも問題だとの指摘があった。

 参加者からは「自院で整えなければならない項目が分かった」「協会経営税務部の業務を知り、何でも聞けることが分かって大変心強い」と感想が述べられた。

 最後に佐々木明支部長が、厚労省の看護師への業務拡大方針に対し、医師として今後も注視していきたいと問題提起し、締めくくった。

(『東京保険医新聞』2017年3月25日号掲載)