保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

共済カフェを開催―ライフプランを考える

公開日 2019年01月11日

[写真]共済カフェ 

共済制度の活用で貯蓄増を

 共済部は11月22日および28日、三井生命と共催で「開業医の事例で考える!“人生100年時代”のライフプラン戦略」をテーマに共済カフェを開催し、会員ら13人が参加した。講師は、三井生命PMMサービス事業部のファイナンシャルプランナー(FP)の熱海恭平氏。

 熱海氏は「短期・中期・長期を考えたライフプランニング」を提唱し、「40代・開業5年目」の事例をサンプルとしてお金の貯め方を解説した。貯蓄は、「収入-支出=貯蓄」ではなく「収入-貯蓄=支出」を習慣とすることが大切だと指摘した。

 そのうえで、生活満足度が下がらない支出を優先的に見直すべきとして、「税金・住宅ローンその他借り入れ・保険料・使途不明金」の4つを対象として挙げた。このうち「保険料」のコストを抑えるには、所属する団体の共済制度の活用が有効であると説明した。

 税削減策としては、個人開設であれば専従者給与や小規模企業共済を活用する方法、法人開設であれば保険制度を利用して、利益を役員退職金として積み立てる方法などを紹介。また、保険料は原則非課税であり、且つ利益に対する税率も預金や証券に比べると低いため、保険を上手く利用することで税削減ができると述べた。FPは税理士とは違い税金の事後処理はできないが、税金を払い過ぎないようにする「予防税務」ができるとして、FPの活用を訴えた。

 参加者からは、持分のない法人の場合の取り扱いについて質問があったほか、「長期的な話やライフプランの相談ができて、参考になった」などの感想が出た。

(『東京保険医新聞』2018年12月25日号掲載)

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