保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

3/27(水) 精神疾患に伴う不眠治療の実際

公開日 2019年02月25日

不眠の診断基準では、十分な睡眠環境が整っているにもかかわらず週3日以上の不眠症状を認め、このために日中の機能的障害を呈する場合を言う。したがって、昼夜逆転のために、睡眠の質量が障害されている場合、翌日の業務、学習等に支障をきたしていないが眠れないという愁訴だけを有する場合などは不眠とは言わない。正確には薬物療法の対象にはならない。まず行うべきことは、睡眠衛生指導による環境調整であり、睡眠心理教育である。安易な薬物療法は無効なだけでなく、臨床容量依存という、医師が作り出す障害を生み出すことになる。

特にBZP作動薬は、BZP骨格か非BZP骨格かによらず、臨床容量依存を起こすことが確定しており、漫然とした使用は、認知障害、転倒骨折のリスクを高めることも確定している。また依存症状が出現すると、断薬による離脱症状が起こり、治療は難渋する。このため患者の言われるままに漫然とした投与が続けられているのが現状である。

厚生労働省は、これに対して再三の診療報酬改定を通じてBZP(GABA-A受容体作動薬)の処方制限を行ってきた。本年4月からは、本格的な長期処方に対する減算が開始される。もう待ったなしである。新規患者に対しては、原則BZPは処方しない。明らかな依存患者は専門医に回す。BZP減量に対しては加算が行われることも考慮し、今日から漸減を行うことが肝要である。

日時

2019年3月27日(水)19:30~21:30

講師

村島 善也 氏(医療法人社団二誠会 メンタルクリニック葛西 院長)

会場

新宿住友スカイルームRoom 5+6
(〒163-0247 新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル47F 新宿住友スカイルーム  高層ビルの”住友三角ビル")

  • 「都庁前駅」A2出口徒歩2分(大江戸線)
  • 「西新宿駅」2番出口徒歩4分(丸ノ内線)
  • 「新宿駅」A18出口徒歩7分(丸ノ内線)
  • 「新宿駅」西口徒歩8分(JR線・小田急線・京王線)
  • 「新宿駅」7番出口徒歩9分(新宿線・大江戸線)
〔当日の連絡先〕090-8170-5083

参加費

無料

定員

165人(先着順)
※定員に達した場合、締め切らせていただきます。

備考

日医CC(69不眠、20不安)  医師本人が受講した場合にのみ交付します。医師以外が受講しても減算免除されません。

申込み(要申込み)

「3/27不安や不眠を訴える患者への睡眠薬処方研究会申込み」として、①参加者名、②会員氏名、③医療機関名、④参加人数、⑤電話番号、⑥FAX番号を明記のうえ、FAX03(5339)3449まで。
※会員限定の講習会のため、非会員の方はご入会のうえご参加ください。

※メールフォームからもお申込みを受け付けています。こちらからどうぞ。

問合せ

研究部 担当:滝沢、中村、野中
(TEL:03-5339-3601/FAX:03-5339-3449)

地図

新宿住友スカイルーム