保険医の生活と権利を守る東京保険医協会

定時総会・評議員会 新執行部を選出 力を合わせ社会を変える

公開日 2020年04月27日

syuugou

 3月28日、協会は「第94回定時評議員会」「第101回定時総会」を協会セミナールームで開催した。

 評議員会では、2020年度事業計画、会費減額申請、2020年度予算が承認された。

 2020~2021年度の役員選出では、新会長に須田昭夫副会長が選出されたほか、副会長3人、理事26人、監事2人の計32人による新役員体制が確認された(新役員体制/2面参照)。

 冒頭、挨拶に立った鶴田会長は「協会は各種事業・活動を積極的に行い、1963年の設立以降過去最高の会員数を更新することができた。2020年度も会員の要求に根差しつつ、『安心して医療にかかりたい』と願う患者・都民と連帯した事業・活動を引き続き推進するとともに、『全世代型の社会保障改革』の掛け声の下、財務省や政府の諮問機関主導でこれまで以上の社会保障圧縮が進められる中、診療報酬と介護報酬の改善・引き上げと保険料および患者・利用者窓口負担の大幅な軽減を実現する運動に引き続き力をいれたい」と述べた。

 総会では、2020~21年度役員が承認された。新会長となる須田副会長は「現政権の進める医療費削減政策によって医療の手からこぼれてしまう患者をつくらないよう、『格差』という病気が無くなるよう努力していきたい」と挨拶した。また、新型コロナウイルス感染症について、発熱外来・専用検査施設を早急に作る必要があるとした上で、「新型コロナウイルスの脅威は、人間は弱く臆病であるため思いやりが必要であること、力を合わせれば社会が良くなるかもしれないという希望を私たちに教えてくれている」と述べた。

 その後、総会決議の採択が行われた。

 会務に関する質疑応答では、総合診療医制度の問題点や、新型コロナウイルス感染症の拡大による今後の医療提供体制のあり方、診療所での対応について活発な意見交換が行われた。

(『東京保険医新聞』2020年4月5日号掲載)