公開日 2023年08月09日
日時
2023年9月26日(火)19:45~21:30
概要
●特別公演 「ミトコンドリアのユニークさと明らかになってきたイメグリミンの使用法」
ミトコンドリアは太古に嫌気性真核細胞に寄生した細菌と考えられている。それにより多くのATPが供給され活動できるようになったという極めて重要な共生であった。さてこのミトコンドリアは常時形態を変え、マイトファジーにより自身をリフレッシュするなどの興味深い性質を持つ。ミトコンドリアの機能を改善するとされるイメグリミンはテトラヒドロトリアジン構造を持つ血糖降下薬である。膵β細胞に働きグルコース依存的にインスリン分泌を増やし、またインスリン感受性改善作用を併せ持つ薬剤である。イメグリミンをどのような症例に使用したら有効で、あるいはそうでなかったか話す予定である(加藤)。
●症例検討 「GLP-1受容体アゴニストの使用法」
GLP-1受容体アゴニストは、2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズムにおいて、慢性腎臓病や心血管疾患併存の場合、優先すべき選択肢となっている。短時間・長時間作用型、1週間製剤など上梓されており、その作用の違い、使い分けなど考える(宮城)。
講師
●特別公演 加藤 光敏 氏(加藤内科クリニック 院長)
●症例検討 宮城 調司 氏(立川相互病院 糖尿病代謝内科)
会場
東京保険医協会セミナールーム
会場定員
会場 30人 Zoom 95人
参加費
会員:無料
申込み
「9/26(火) 第156回糖尿病症例研究談話会 申込み」として、① 医療機関名、② 会員名、③ 参加人数、④ 電話番号、⑤ FAX番号をご記入のうえ、FAX(03-5339-3449)までお送りください。
Zoom参加の方はこちらからお申し込みください。
【新型コロナウイルス対策】
マスクの着用をお願いいたします。常時換気を実施し、定員に制限を設け、「3密」を避けて開催いたします。
また、感染拡大状況に鑑み、試行的に「Zoom」を併用して開催いたします。
※ web参加ご希望の先生方には、申込みメールアドレス宛に後日参加URL等をご案内します。
問合せ
糖尿病症例研究談話会 担当:城田
TEL:03-5339-3601 / FAX:03-5339-3449