医科歯科医療安全講習会2017

公開日 2017年12月14日

★ 写真(連合会館、2014年度)


例年、ご好評をいただいております「医科歯科 “医療安全” 講習会」を、今年度は下記の日程で開催いたします。会員の先生方はもちろん、看護師等のコメディカルの方のご参加も歓迎です。
また今回は、プログラムの最後に参加者同士の「名刺交換」の時間もご用意しています。ぜひ医療機関のお名刺もお持ちいただければ幸いです。

 ( 同年2月の 「医科歯科 “連携” 研究会」 も、ぜひあわせてご予定ください )

 日 時

2018年 1月 21日(日)14:30~18:00
  ※ 各ご講演 60分、パネルディスカッション・質疑応答 40分ほどを予定
  ※ セミナー終了後に「懇親会」も催します

 会 場

お茶の水・連合会館「2階 大会議室」 アクセス
 東京都千代田区神田駿河台 3-2-11 03-3253-1771(代)

 全体テーマ

「 あらためて、 ビスフォスフォネート製剤 顎骨壊死 を考える 」

= 当日の主なプログラム ==

▼「骨粗鬆症患者に対するビスフォスフォネート投与の妥当性 ~医療安全の観点から~」

中島 勧 氏( 整形外科医 / 東京大学医学部附属病院 医療安全対策センター長 )

 世界一高齢化が進むわが国においては、骨粗鬆症治療は医療における最重要課題の一つである。2016年ポジションペーパー等により相互理解は進んでいるものの、整形外科と歯科口腔外科の医療現場では、骨粗鬆症治療におけるビスフォスフォネート製剤の評価は一致しているとは言い難い。
 そこで医療安全を専門とする立場から、骨粗鬆症治療におけるビスフォスフォネート投与の妥当性を再考してみる。
 

▼「骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(ARONJ)の治療と予防 ー 最新ポジションペーパーによる対応」

矢郷 香 氏( 歯科医師 / 国際医療福祉大学三田病院 歯科口腔外科 部長 )

 ビスホスホネートとデノスマブの骨吸収抑制薬による顎骨壊死は難治性である。しかし、2016年の最新ポジションペーパー(PP)では外科治療の有効性が評価され、ステージ2に対する「壊死骨掻爬、顎骨切除」が追加された。また、抜歯は顎骨壊死のリスク因子とされているが、感染している歯を保存することはむしろリスクとなる。
 本講演では、最新PPを踏まえたARONJの治療とマネジメント(特に抜歯時の対応)について症例を供覧し解説する。
 

▼ パネルディスカッション・質疑応答

パネリスト : 中島 勧 氏、矢郷 香
座 長 : 佐藤 一樹( 葛飾区、いつき会ハートクリニック / 協会理事 )
 

 参加費

会員医療機関 無料 / 会員外3,000円/人

 定 員

定員200名(先着順) ※ お早めにお申込みください

 備 考

 当日受付で、医療法が定める「医療安全対策の研修」の受講証をお渡しします。お申込みの際に必ず参加者の「フルネーム」をお知らせください。
またご希望の先生方には、日本医師会 生涯教育制度の単位申請(※)に必要な受講証もお渡しします。
 ※「77:骨粗鬆症」「7:医療の質と安全」「15:臨床問題解決のプロセス」

申込み

「医科歯科医療安全講習会」申込みとして(1)会員名・参加者名(受講票発行のため、参加者名は正確にフルネームで)、(2)医療機関名、(3)電話番号、(4)FAX番号、(5)懇親会ご参加の有無 をご記入のうえ、協会(FAX:03-5339-3449)まで。

※ホームページからのお申込みは終了いたしました(1/21)

 主 催

東京保険医協会・医科歯科連携委員会 / 東京歯科保険医協会・経営管理部

 問合せ

東京保険医協会 担当:杉山、中村
TEL:03-5339-3601 / FAX:03-5339-3449

地図

お茶の水・連合会館