論説・コラム

  • noimage[視点]医薬品供給不足問題について考える医薬品供給不足問題について考える                        一般社団法人 大阪ファルマプラン理事長/薬剤師 廣田 憲威    日医工と小林化工の薬機法違反に端を発する医薬品の不安定供給は、世界的な新型コロナウイルス感染症のパンデミックも追い打ちをかけ、事件が発覚した2020年4月から丸2年が経過しても今なお混...論説・視点2022年10月28日
  • noimage[寄稿]奉仕と説明の落差 安倍氏を追悼する 須田クリニック 須田 昭夫  英国のエリザベス女王が9月8日に薨去された。女王在位70年、96歳という御高齢であったが、紡いできた歴史には感慨もひとしおの感がある。2日前には新首相トラス氏を首相に任命する儀式を、無事に執り行っていたということにも、畏敬の念を抱かざるを得ない。世界各国からは追悼の言葉が寄せられた。女王はhead of st...論説・視点2022年10月08日
  • noimage[視点]東京五輪・パラリンピック -組織委の闇-東京五輪・パラリンピック-組織委の闇―                        本間 龍(ノンフィクション作家)    遂に五輪利権に捜査のメス一大疑獄事件に発展か  8月16日の高橋治之元東京五輪組織委理事やスポンサーだったAOKI元会長らの逮捕以降、五輪関係者はもとよりJOC(日本オリンピック委員会)および、彼の...論説・視点2022年10月07日
  • 吉田先生(顔写真)[寄稿]オンライン資格確認 「義務化」に如何に対応すべきかオンライン資格確認「義務化」に如何に対応すべきか 政策調査部長 吉田 章    2022年8月10日、中医協総会で医療機関の根幹を揺るがしかねない答申が行われた。  オンライン資格確認システム導入を2023年4月から義務化し、その規定を盛り込むために療養担当規則を改定するという。  療養担当規則は、保険医として診療...論説・視点2022年10月04日
  • noimage[視点]種子法廃止、種苗法改定が日本の食にもたらす影響種子法廃止、種苗法改定が日本の食にもたらす影響                       東京大学大学院 教授  鈴木 宣弘    種をめぐる一連の制度改変が我々の食にもたらす影響が、コロナ禍とウクライナ紛争で、さらにクローズアップされている。 コロナ禍とウクライナ紛争で露呈した種の脆弱性  野菜の自給率は80%と...論説・視点2022年09月16日
  • noimage[視点]オンライン資格確認義務化 保険証廃止の問題点オンライン資格確認義務化 保険証廃止の問題点                       東京合同法律事務所 弁護士  瀬川 宏貴   「骨太方針」2022  2022年6月7日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)は、①オンライン資格確認の導入を2023年4月から保険医療機関・薬局に原...論説・視点2022年08月05日
  • noimage[視点]10兆円大学ファンドの問題点10兆円大学ファンドの問題点                       静岡大学 人文社会科学部 教授  鳥畑 与一    ◆「国際卓越大学」ファンド 24年から運用開始  10兆円規模の大学ファンドの運用益(上限3000億円)を、わずか数大学に配分することで「世界に伍する研究大学」を目指す「国際卓越研究大学支援法」が5...論説・視点2022年07月22日
  • 2022-06-11162410[視点]東京外環道路の工事中止を求めて-大深度地下使用法は廃止を-東京外環道路の工事中止を求めて-大深度地下使用法は廃止を- 東京外環道訴訟を支える会 池田 あすえ   平穏な住宅街の地下に直径16mの巨大マシン侵入  2020年10月、東京都調布市の閑静な住宅地で起きた陥没・空洞・地盤沈下・家屋損傷は、真下を掘っているトンネル工事が原因でした。その数カ月前から住民達は振動・騒音・低周波音に悩...論説・視点2022年06月11日
  • noimage【視点】専守防衛と敵基地攻撃能力 ロシアのウクライナ侵攻から何を学ぶか?専守防衛と敵基地攻撃能力 ロシアのウクライナ侵攻から何を学ぶか?                       慶應義塾大学名誉教授・弁護士 小林  節   1 護憲派にとって悩ましい現実  1945年に敗戦を体験した日本は、心を入れ替えて、「非戦の誓い」(憲法9条)を立てて、今日まで平和で来れた。しかし、それは一種の虚構(...論説・視点2022年06月10日
  • han[視点]テロ・戦争時の原発の危険性テロ・戦争時の原発の危険性                       原子力資料情報室 共同代表 伴  英幸   ウクライナ侵略という暴挙 民間人の犠牲広がる  2月24日にプーチン大統領は突如としてウクライナ侵攻という暴挙に出た。彼の目論見を超えて戦闘は長期化し、民間人を含む無差別攻撃へと質・量ともにエスカレートしてい...論説・視点2022年05月14日