論説・コラム

  • 2025-10-15-F[視点]気候変動対策としての再生可能エネルギー 国内での普及における課題気候変動対策としての再生可能エネルギー 国内での普及における課題                       英国・ストラスクライド大学 安田 陽 再エネ普及の壁は蔓延する「フェイク」  筆者は日本のメディアの方からインタビューを受けることも多く、「再エネ普及にあたっての課題はなんですか?」と質問されることがよくあります。 ...論説・視点2025年10月21日
  • 2025-10-5-D[視点]医療事故調査制度施行10年 医療事故の定義を再確認し、誤解を解消しよう医療事故調査制度施行10年 医療事故の定義を再確認し、誤解を解消しよう                       日本医療法人協会理事・鹿児島県医療法人協会会長/(一社)医療法務・政策研究協会理事長 小田原 良治  医療事故調査制度は、2015年10月1日に施行された。施行後10年になる。この間、本制度は、ほぼ順調に機能しており...論説・視点2025年10月06日
  • 2025-9-25-C[視点]独法化から3年の都立病院 ショックドクトリンの可能性独法化から3年の都立病院 ショックドクトリンの可能性                       都立病院労組 書記長 大利 英昭   公立病院の独法化 短期的問題と長期的問題  公立病院が独法化された場合、その影響は短期的問題と長期的問題に分けられます。短期的問題とは、経営危機を前面に押し出し急進的な「改革」として、患者窓口...論説・視点2025年09月26日
  • 2025-9-5-D[視点]生活保護基準引下げ訴訟 最高裁判決の意義と今後の課題生活保護基準引下げ訴訟 最高裁判決の意義と今後の課題                       はびきの未来法律事務所/生活保護基準引下げ訴訟大阪弁護団 弁護士 安田 弘光   1 生活保護基準引下げ訴訟とは  厚生労働大臣は、2013年から2015年にかけて、段階的に生活扶助基準を減額する保護基準の改定(以下、「本件改定」...論説・視点2025年09月08日
  • 2025-8-25-C[視点]新学術会議法の制定と今後の課題新学術会議法の制定と今後の課題                       東京慈恵会医科大学 名誉教授 小沢 隆一    多くの学協会や市民、そして何よりも当の日本学術会議(以下、学術会議)の反対を押し切って、6月11日、現在の学術会議を廃止して、新たに「特殊法人」としての学術会議(以下、新学術会議)を設立する日本学術会議法(...論説・視点2025年08月26日
  • 2209253a[視点]能動的サイバー防御法と医療DX推進の矛盾 東京保険医協会 会長 須田 昭夫       IT革命と医療情報  20世紀後半から、情報技術の進化によって社会や経済が大きく変化した現象はデジタル革命といわれる。とくにコンピューターの発展、インターネットの普及により、人々の生活は劇的に向上し、第三次産業革命とも呼ばれている。  家電製品、空調機器、医療機器...論説・視点2025年07月06日
  • 2209253a[寄稿]医療と介護の復興には消費税減税が必要 須田クリニック 須田 昭夫  日本の消費税率は、1989年(平成元年)に3%で導入されてから1997年5%、2014年8%、2019年(令和元年)10%に引き上げられた。  消費税率を引き上げるたびに、景気やGDPが落ち込んできた。特に2019年の10%への増税では、景気動向指数がバブル崩壊やリーマンショック時と同様に2カ月連続ゼロ...論説・視点2025年06月25日
  • 2025-6-5-D[視点]保険診療としての漢方薬の必要性保険診療としての漢方薬の必要性                       日本臨床漢方医会 理事長  渡辺  賢治   日常診療に浸透した漢方薬  本紙の読者にも漢方薬を日常診療に用いている先生は多いと思う。日本の医師の9割近くが日常診療で漢方薬を用いているというサーベイもある。  漢方薬は、どの科においても満遍な...論説・視点2025年06月09日
  • 2025-5-25-B[視点]消費税は社会保障に使われていない消費税は社会保障に使われていない                       元・静岡大学教授、税理士  湖東  京至   1 消費税法第一条2項のごまかし   歴代自民党政権は「消費税は全額社会保障費に使われている」と宣伝してきた。石破首相は「消費税を減税すれば、社会保障の安定的な財源が確保されない」と述べているが、本当...論説・視点2025年06月02日
  • 2025-4-25-D[視点]乳腺外科医事件の差戻控訴審の判決を受けて「疑わしきは検察官の利益に」という非常識乳腺外科医事件の差戻控訴審の判決を受けて 「疑わしきは検察官の利益に」という非常識 乳腺外科医裁判弁護団/駒込たつき法律事務所 弁護士 水谷  渉                                                                                                    ...論説・視点2025年05月13日